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友よ 星の数だけ 幸せを
月光荘のこだわり〈スケッチブック編〉
〜誕生秘話〜
 オリジナルのスケッチブック開発に当たり、月光荘創業者と懇意にしていた洋画家の猪熊弦一郎さんが、ホルンマークはこのあたりに入れよう、紙質はどれが描きいいかなど、基となるデザインを一緒に考えてくださいました。背表紙からコイルがでる部分を少なくすることで、棚やバッグから取り出すときにコイル同士が引っ掛からないよう工夫されている製本デザインも、猪熊さんとのやり取りの中で完成したものです。
 また、常連のお客様だった松下電器の創業者・松下幸之助さんからは、「点が入っていると、アイデアスケッチやメモを描くときのガイドになるし、邪魔にならないから使いやすくていいよ」というご提案をいただき、「ウス点」というスケッチブックが誕生しました。
〜色へのこだわり〜
 幼き日の月光荘創業者・橋本兵蔵は、はじめて見た虹のあまりの美しさに感動して「あの虹を登ってくる!」と言い残し、先生の制止を振り切って虹のふもと目指してかけ出したと言います。色彩豊かなこの6色のスケッチブックは、そんな創業者の色に対する想いを表したものです。
 たとえば赤1つとっても、ただの真っ赤ではなくて自然な色感を出そうとしています。コンピューターが登場してきたときに、今まで難しかった色の調整が簡単にできるようになる便利なものが出てきたと喜んだのですが、画面上で確認した色と実際に紙にインクがのった色とではまったく別物だったのです。印刷工の人が自分の手でインクを練って色を作ったものは、スケッチブックのボール紙の厚さがどのように変化しても機械にしっかりのるのですが、コンピューターで出した色ではどんなに試してもきれいに仕上がりませんでした。いろんな赤がある中で、思ったような微妙なニュアンスの赤がでてこないのです。
 こうして月光荘スケッチブックの表紙色は今でも、印刷工の職人さんに色のインクを手作りで作ってもらうという、アナログな方法で色を出しています。銀座のお店に来ていただいた際、まず目に飛び込んでくる色とりどりのスケッチブックたち。たくさんの人達の思いが詰まった表紙の色を、ぜひお楽しみください。
〜使いやすさへのこだわり〜
 縦、横の比率が美感を与える黄金比で使いやすく、背のリングがむきだしではないため、棚やバッグから取り出すときに引っかかりにくくなっています。
〜表紙裏面の「お話」〜
月光荘創業者・橋本兵蔵は、死ぬ間際まで勉強を続けた人でした。本や新聞から心を動かされた文を切り抜いてはスクラップブックにまとめ、気になる言葉はすぐにノートに書き留めていました。当店のスケッチブックの裏表紙に載せられている絵やイラスト、お話は、そこから抜粋したものです。
また、非常に筆まめなところもあり、年齢や職業を超えて多くの友人たちと手紙のやりとりがありました。その中から、岩崎ちひろさんや伊丹十三さん、水森亜土さんなど、創業者と交友のあった方々の絵や詩を、筆跡そのまま載せています。